外反母趾治療

外反母趾

外反母趾とは、足の親指が外側に向いてしまった足の指の変形を言います。これは徐々に変形が進み、ひどいケースだと親指と第2指が重なってしまう人もいらっしゃいます。

女性に多く見られ、特に日常的にハイヒール、つま先の狭い靴、サイズの大きな靴、サンダルなどを履いている方がなりやすい傾向にあります。また、科学的に解明はされていませんが、外反母趾の原因には遺伝的な要素もあるようにも推測されています。

この症状は一般的に有名ですが、それ以外にもいくつか有ります。

  • 内反小指といわれる小指が内側に向いて変形したもの。
  • 偏平足といわれる土踏まずがなくなったもの。
  • 指上げ足といわれる指が地面に着かなくなったもの。
  • ハンマートゥーといわれる指が下に向いて丸まってしまったもの。

などが代表的です。それ以外にもマメがたくさんできたり、捻った覚えもないのに足首や足の甲が痛くなるなどの症状がある方は足の変形があると思われますので、早めの受診をおすすめいたします。

外反母趾の治療・予防方法

外反母趾治りょうイメージ

現在、整形外科などでは手術をするか足底板を作って様子を見る外反母趾治りょうが一般的です。しかし手術では足の形は治ったが痛みは治まらず、むしろ悪化してしまうというケースはかなり多いようです。成功率は2~3割程度ではないでしょうか。また足底板もいいのですが、靴をはかないと使えないという問題点があります。
当院の予防、治りょうは主にテーピングで行なっています。

《テーピング治療法のメリット》

  • 一人一人の現在の状況にあわせて貼る事ができる。
  • 矯正をするだけでなく足の筋肉を鍛えることができる。
    (筋肉をつけるのが一番の予防及び、再発防止策)
  • 外反母趾の痛みが一番取れやすい。
  • 靴を履いていない時でも使える。

などの利点がある為、当院では一番良い治りょう法だと自信を持って行なっております。また当院のテーピング素材はかぶれにくい為、肌の弱い方でも安心です。

初めての来院から治りょうまでの流れ

症状にはそれぞれ個人差があり、治療方法は人によって様々です。
そのため、初めてご来院の方には、問診表をもとに症状の原因や対処方法をご説明させていただきます。痛みを伴う治りょうは、一切行ないませんので、誰でも安心して続けることができます。所沢市周辺、入間市、清瀬市、東村山市で痛みに悩んでいる方は、ぜひ一度ご来院ください。

外反母趾治療に関するよくある質問

治りょう方法のことなど患者様からお問合わせいただくご質問にお答えいたします。当院に関してご不明な点がございましたらぜひ、お気軽にお問合わせ下さい。

外反母趾でも痛くなければ平気ですか?

足自体に痛みはなくてもしっかりと予防やバランス改善をしなくてはいけません。
足のバラスが悪いと膝や腰までバランスが崩れ色々と障害がでてきます。

足というのは人間の体を支える土台となっているので、土台のバランスが崩れれば全体的なバランスも崩れる事は物理的に見て当然の事なのです。ですから現在痛みのない方でも徐々に身体全体に負担が蓄積され、ある日突然脚や腰などに原因不明の痛みをだしますので、予防する事をお勧めします。

必ず治りますか?

痛みは必ずとれます!!

変形自体ももどりますが、やはり個人差はございます。

痛み自体はすぐに治まっても、筋力を向上させたり、変形を矯正するには 3~5ヶ月は掛かりますので根気が必要になってきます。またリュウマチなどによる内科的疾患のある方、変形がひどく指全体が脱臼している方は痛みが楽になるとは思いますが、予防、矯正はさらに時間がかかると思われます。
テーピング法は筋力も鍛えることができますので予防効果もかなり期待できます。